第2回市議会定例会 一般質問 子どもの健康と命をまもる学校給食費の無償化を

 6月9日、第2回市議会定例会で私は、学校給食の無償化について一般質問を行いました。学校給食は戦後から現在まで、子どもの健康と命を守る役割があります。学校給食の無償化が都内23区を中心に大きな広がりをみせています。

 (左図・色の付いている自治体が実施)

 八王子市は国の動向を注視する姿勢にとどまり、給食の無償化を議論の対象として捉えていません。学校給食費は、自治体の判断で無償にできます。私は市として学校給食の無償化を議論の対象とし検討を始めるべきだと質しました。

 文科省が調査した子どもの学習費(通学関係費、教科外活動費、学用品、実習材料費、修学旅行費など)は、小学生が年間で約10万円、中学生が約17万円です。そのうち給食費は小学校では学習費の約37%、中学校では約22%を占めています。学校給食の無償化は学齢期の子育て世帯への支援の要をなすものです。

 市は給食費の負担軽減を生活保護や就学援助で対応しています。しかし市の就学援助認定率は約16.5%です。国の調査では小学生のいる貧困世帯のうち58.6%しか就学援助を利用していません。「利用している」ことで、子どもがつらい思いをする懸念があるからです。すべてのこどもたちを対象にした給食費の無償化が必要です。

 引き続き、学校給食の無償化へ全力で取り組みます。

八王子市議会議員 市川かつひろ公式サイト|日本共産党 市川克宏

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