共産党市議団会派だけが賛成 小中学校すべての体育館に空調機設置を求める請願
都内9割の自治体では学校体育館に空調機（エアコン）設置が進んでいます。しかし、八王子市は全校設置計画すらなく、設置率はわずか1割に過ぎません。「八王子市立全小中学校体育館へのエアコン設置・教育活動での使用を求める請願」と7000筆を超える署名が市議会に提出されました。9月9日に文教経済委員会で、共産党市議団が紹介議員として主旨を説明し、請願代表者から「エアコン設置の遅れは八王子格差だ、子供たちの健康と命の安全のためにも学校体育館にエアコンの設置を進めてほしい」との訴えがありました。共産党市議団以外の各委員は「都の補助金は来年で終結する、財源はどうするのか。無謀な話題だ。学校の再編計画もあるのだから今行うべきではない。トイレの改修等行うべきことはいっぱいある。優先順位を考えるべきだ。子どもたちやPTAから要望はあるのか」など述べ、請願に反対しました。
9月22日の本会議で共産党市議団は請願の賛成討論を行いました。採決の結果、共産党市議団（3名）、生活者ネット（2名）、無所属（1名）の議員が賛成しましたが、請願は否決されました。
都内の自治体との間で教育環境ならびに行政サービスの格差があってはなりません。市川かつひろは共産党市議団とともに、引き続きすべての小中学校にエアコン設置にむけて取組んでまいります。
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